株式市場でしばしば耳にする情報にインサイダー情報というものが あります。同様に、不動産市場にもインサイダー情報が存在します。
具体的には、県庁の移転、大型ショッピングモールの建設、新駅の建設 大企業の社員寮の建設などが挙げられるでしょうか。
こうした大きな人の流れを生むような情報は、投資家にとって大きな投 資機会をもたらす可能性があるだけでなく、人よりも早く情報を入手す ることそのものを利用してビジネスをすることもできます。
ただ株式市場のインサイダー情報が必ずしも大きな成果を約束してくれないのと 同様、不動産市場におけるインサイダー情報も必ずしもいつも成功を約束して くれるわけではありません。
むしろ、肝心のインサイダー情報そのものが誤りであったときには、イン サイダー情報を頼りにして行った投資行動が、大きなリスクを抱え込む可 能性もあります。
まさにインサイダー情報を利用した不動産投資はハイリスク・ハイリターン と言えるでしょう。
さらに付け加えるとすれば、不動産投資は投資金額が高額であることが多い ですから、あまり大きなリスクを抱えすぎると、再起不能になってしまうこ ともありますので、注意が必要だろうということです。
また別の視点から考えますと、インサイダー情報による不動産投資は主にキャ ピタルゲイン狙い、つまり土地なり物件なりの価格そのものの上昇を期待する 場合が多いのが特徴です。
キャピタルゲイン狙いの場合は以下の3点がポイントなります。
○価格が上昇したときに買い手となる需要が予想できること
インサイダー情報が見事予想通りに進み、周辺の不動産の価格が上昇したとし てもその不動産を購入してくれる買い手がいなくてはどうしようもありません。
○値上がり益をどの程度まで想定するか
株式同様、キャピタルゲインを手にする投資活動において一番難しいのは 売り時です。大きなリターンを期待しすぎて、売り時を逸することは避け たいところです。
○売却までの時間はどれくらいか
値上がりが期待できるからと言っても、20年も先の話では投資効率がいいとは 言えません。最も難しいのがこの時間かもしれません。
<まとめ>
不動産投資も株式投資同様、その源泉は情報に他なりません。リスクとリターン を考えて賢明な判断をしたいところです。