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不動産投資とモメンタム効果

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不動産の価格は資産価格の代表選手のようなところがあり、景気 がよくなると不動産価格が上昇、逆にデフレになると不動産価格 が下落といったことがよく起こります。

では、不動産投資でリターンを得たいと考える場合、これから景 気がよくなりそう、つまり不動産価格が上がりそうだと思う時 とこれから景気が下がりそうだと思う時であれば、不動産投資の現物 投資であれば、ほとんどの人が前者を選ぶでしょう。

下がりそうだと思うときは、不動産会社やREITなどの株式を「売って」 いけばいいわけですが、不動産の価格変化は株式ほど急激ではありませ んし、現実的にはなかなか難しいと言わざるを得ないかもしれません。

ということは不動産投資でキャピタルゲイン狙い、つまり転売など を想定した不動産投資では、これからさらに上に上がるだろうと思 っている不動産を上手く売り抜ければいいわけです。

しかし、自分が不動産を買うときには不動産価格は時期的に最適だろうか? と考えてしまうのが人間です。

価格が上がり始めたと考えて、買うのか?

価格が上がりすぎているが、まだ上がるだろうと考えて買うのか?

価格が底あたりではないだろうかと判断して、買うのか?

上の二つの「まだ上がるだろう」と考えて買う方法は株式投資でいわゆる「順張り」 と呼ばれる手法ですが、実は日本では海外で見られるような「モメンタム効果」が 確認されておらず、日本の株式投資では順張りで成功例はあまり見られません。

しかし、逆に割安であろうと判断できるときに、つまり価格が底値近辺であると 判断するところで買う「逆張り」は一貫して好パフォーマンスが確認されています。

株式投資と不動産投資では、性質が違いますからそのデータに見られるような 傾向が現れるかどうかは分りませんが、日本人の投資的性質の一つとして頭の 隅っこに入れておくのはいいかもしれません。

なお、海外の株式市場で確認できるような「モメンタム効果/過去リターンが高かっ た銘柄に投資して高いリターンが得られる現象」がなぜ日本では見られないのか? ということにつきましては、まだ説得力のある結論は出ていません。

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