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分譲マンションの購入のカモは低所得・中所得者?

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新築の分譲マンションが大人気の日本ですが、2000年以降、国民の所得格差が広がり つつあり、デペロッパ-や不動産屋さんが提供する分譲マンションも2極化してきたようです。

高所得の世帯は目を見張るような高級マンションやデザイナーズマンションを「ポ ン」と買い上げ、以前にも増して、優雅に暮らしていたりしますが、一方で低~中所得者層は、 郊外型の3000~6000万円程度のマンションを購入し、住宅ローンの支払いに追われながら、暮 らしています。

ここで注目しなければいけないのは、やはり低~中所得者層向けの郊外型分譲マン ションです。

と言いますのも、低~中所得者層向けの郊外型分譲マンションの多くが、実際よりも 割高な価格で販売されることが多かったり、あるいは頭金ナシで住宅ローンを組まされたりな ど、冷静に考えてみると、低~中所得者が「カモ」にされていることも少なくないからです。

例えば、郊外型分譲マンションを販売している会社/デベロッパー/不動産屋などはマ ンションを販売する会社であり、あなたの所得状況や今後支払っていく住宅ローンの金利や年数な どは基本的に関係ありません。つまり、頭金のアリ・ナシや金利の固定・変動や借入れ金額には 関係がないということです。

ご存知のように、住宅ローンはおおまかに「支払い年数」×「金利」×「ローン残 高」で決まります。

年収400万円の世帯が頭金0円で4000万円の分譲マンションを35年ローンで購入すると いうのは、金利払いやマンションの耐用年数なども考慮に入れますと、非常にリスキーであるとい うことが分かります。せめて頭金をある程度用意してからの方がよいというのが適切な判断でしょう。

ところが、マンションを販売する会社は言葉巧みにそういった境遇にある家庭を誘い 込み、契約をまとめようとします。どう考えても「カモ」にされている可能性が高いと判断できます。

また、家賃を払うのと同じ金額なら購入してローンを同額払った方が、不動産が自分 のものになるという事を言われますが、これは買う対象のマンションの価格が適正か あるいは割安のときの話です。

マンションの需要と供給のバランスや金利の状況によっては、非常に割高で買ってし まうことも少なくありません。特に日本人は新築分譲マンション購入派が多いですから、 その他の商品に比べて常に、割高な価格で買わされる可能性が高いと考えておいた方がいいでしょう。

実際には販売側の工夫は想像以上で、「一回あたりの販売戸数を減らして、よく売れ ているように見せかけたり」「成約が済んでいない物件を成約済としたり」などといった具合です。

上のような工夫で「カモ」にされないためにも、家やマンションはどちらかと言え ば、誰も買い手がいない方が安く買えるはずという認識を持つぐらいがちょうどいいのではないか と思います。

カモにされないように冷静に判断したいところですね。

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