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マイホーム・マンションの賃貸派と購入派について

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一部の資産家を除けば、マイホームとマンションについて賃貸を選ぶか、 あるいは購入することを選ぶかは非常に悩ましい問題であります。

問題はそれらを比較検討する段階において考え方、捉え方のウェートを どこに置くのか?ということに他なりません。

例えば、マイホームの購入を不動産投資として捉えれば、普通のサラリ ーマン世帯が多額の住宅ローンを背負うことは、家計のバランスでも収 益性においても決していい投資とは考えにくいです。

日本の住宅事情を考えますと、住宅ローンを払い終える20~30年後は 建物はほとんど価値がなくなりますし、土地もよほどの幸運に見舞われ ない限り、価値が上昇することはありません。マンションはマイホーム よりも上昇余地がないことは言うまでもありません。

一方で、頭金に用意した資金を株式や投資信託などに投資を行えば、20 ~30年後にはかなりの確率でそれなりの金額になっているかもしれません。

住宅ローンを払った後の不動産の時価よりも、後に述べた株式投資などの 方が20~30年後には時価が大きくなる可能性の方が断然高いと考えられます。

また、換金性においても後者の株式投資などの投資の方が有利なのは間違 いありません。

以上ざっと見ただけでも、投資収益性という意味においては流動性が低い 一軒の家と土地に集中投資を行うことと、幅広く株式などに投資すること は歴史的に見ても明らかに後者の方が有利です。

しかし、マイホームを投資収益性という観点ではなく、満足のいく住環境 の確保という観点で考えますと違ったものになってきます。

例えば、日本は空家率が上昇傾向にあるにも関わらず、中古住宅市場はアメ リカをはじめとする欧米の数分の一程度の規模しかありません。また、ファ ミリー向けの賃貸マンションの供給も多いとは言えない状況にあります。

つまり、サラリーマン・ファミリーが自分たちが納得できる住環境を手に入 れようとしますと、「購入」以外では少なくない「妥協」をせざるを得ない 状況になっています。

そういう意味では、満足の高いものを手に入れるために一戸建てやマンシ ョンの購入は十分検討の余地があるでしょう。もちろん、労働状況なども 考慮する必要があるでしょう。

さて、賃貸派と購入派の問題については一例を挙げただけでも上のような 比較対象ができますし、まだまだ検討材料は他にも沢山あります。

そして、その中でも経済的な収支と住環境の確保という2点での幅広い考え方 が重要なポイントであります。

家は買って当たり前のものではありませんし、相応のリスク・リターンもあり ます。また、満足のいく住環境の取得というお金の問題だけではないところも あります。どこにウェートを置くかということをよく考えた方がいいでしょう。

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