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外断熱工法のメリットとデメリット

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外断熱工法という住宅建築の工法が近年、話題となっておりまして テレビや雑誌、新聞、インターネットでも話題に上ることが少なく ありません。

さて、外断熱工法の説明に入る前に、住宅建築のどんな工法も全て の期待に沿うような住宅建築を作ることはできませんので、メリッ トとデメリットがあることを理解する必要があります。

住宅メーカーの営業担当や本などの雑誌の中には、住宅を販売する ために、ことさらメリットばかりを強調して、デメリットを適切に 伝えない場合がありますので、注意が必要です。

さて外断熱工法ですが、まずメリットについて挙げてみたいと思います。

1.構造的に外からの熱変化を受けにくいので、寿命が長くなる と考えられている。

2.室内環境が安定しており、黴やダニ等の心配がいらない。

3.寒冷地に向いている

デメリット

1.コストがかかりやすい

2.地震などの災害が起きて、住宅そのものにゆがみが発生すると外断熱 の効果が薄れると、家を解体する必要が出てくる場合が多い。

3.温暖地では効果の期待があまりできない

ざっと以上のようなポイントが挙げられるかと思いますが、ポイントは 室内環境の保全と地域性、コストに絞られていることが分ります。

上のポイントから判断しますと、寒冷地で、地震や災害が少ない地域で コストをかけても十分見合うだけの価値があると判断できる場合は、外 断熱工法の住宅は大きなメリットを受けることができるでしょう。

それとは逆に温暖地で地震などが頻繁に起こる地域では、効果やリスク から判断して、それほどの価値があるかどうかは微妙なところです。

<まとめ>

日本の多くの地域に見られる一年の寒暖差が激しことと室内環境の保全力 を考慮しますと、外断熱工法はおおむねメリットが大きいと考えられます。

ただし、地震や災害に対するフォローの効果、コストへの意識などについ ては、日本という国土と不動産事情を考慮しますと、やや割り引いて考え る必要がありそうです。

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